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小夜しぐれ(みをつくし料理帖5)(高田郁) [のほ本♪ から]
日本橋伊勢屋の美緒がつる家を訪れ、澪の前で突然泣き始めた。伊勢屋の主で美緒の父の九兵衛が、美緒に婿をとらせようとしているというのだ。医者の源斉に想いを寄せる美緒のことを思うと、澪はいたたまれなくなったのだが・・・。「みをつくし料理帖」シリーズ5。 シリーズ5もさまざまなできごとが起きるが、澪はおのれの目標をしっかりと見定め、それに向かって突き進んでいこうとする。天満一兆庵の再建、野江の身受け、そのふたつは不可能と思われるほどの困難さだ。つる屋で料理の腕をふるう澪だが、はたしてそれが澪の願いをか  続きを読む
Date: 2017-05-25 22:44 ID: 24181911

今朝の春(みをつくし料理帖4)(高田郁) [のほ本♪ から]
普段はお酒を出さないつる屋だが、月に3度「三方よしの日」にはお酒を出すことにした。澪と助っ人の又冶の作る料理も評判になる。そんなある日、澪は戯作者清右衛門が吉原のあさひ太夫を題材に戯作を書こうとしていることを知る。「野江のことが公になってしまう!」澪は心を痛めるのだが・・・。「みをつくし料理帖」シリーズ4。 野江のこと、伊佐三・おりょう夫婦の問題、そしてつる屋と登龍楼との料理対決など、今回も読みごたえ充分だった。清右衛門に戯作を書くことをあきらめさせるにはどうすればいいのか?伊佐三の浮気疑惑は  続きを読む
Date: 2017-05-24 22:32 ID: 24181511

想い雲(みをつくし料理帖3)(高田郁) [のほ本♪ から]
ある日つる屋に、神田永富町の版元「坂村堂」の店主と戯作者の清右衛門が訪れる。澪の料理をひどく気に入った坂村は、自分のところに雇い入れている料理人にこの味を覚えさせたいと言いだした。翌日やって来た料理人は、何と!かつて天満一兆庵の若旦那・佐兵衛とともに働いていた富三だった・・・。。「みをつくし料理帖」シリーズ3。 富三が語る佐兵衛の失踪の原因は、衝撃的なものだった。「まさか佐兵衛がそんなことを・・・。」母親である芳は衝撃を受ける。はたしてそれは真実なのか?また、シリーズ3では、吉原にいる幼なじみ  続きを読む
Date: 2017-05-13 21:19 ID: 24177193

花散らしの雨(みをつくし料理帖2)(高田郁) [のほ本♪ から]
神田御台所町にあった店が焼失した後、元飯田町に場所を変えてつる屋は新たなスタートを切った。忙しくなったつる屋は、新たに下足番としてふきという少女を雇い入れた。だが、ふきを雇い入れた頃から、澪の創作料理がライバル店である登龍楼から先に出されるようになった。澪は、ふきの不審な行動に気づくが・・・。「みをつくし料理帖」シリーズ2。 幼い少女が大人たちの妬みや恨みのために利用された。ふきとその弟の過酷な運命を思うと胸が痛んだ。このふたりはこれからどうなるのか、目が離せない。 また、澪たちと同じ長屋に  続きを読む
Date: 2017-05-12 22:10 ID: 24176685

八朔の雪(みをつくし料理帖1)(高田郁) [のほ本♪ から]
神田御台所町の「つる家」で料理の腕をふるう澪。彼女は、洪水のため幼くして両親を失い天涯孤独の身だった。「つる屋」は澪の料理が評判で、客がひっきりなしにやって来た。だが、その繁盛を妬む者がいた・・・。「みをつくし料理帖」シリーズ1。 大阪に住んでいた澪は、幼い時に大水害で両親を失った。その澪を救ったのは、「天満一兆庵」の主人・嘉兵衛とその妻・芳だった。だが、その「天満一兆庵」も火事で焼けてしまう。嘉兵衛、芳、澪の3人は江戸にいるはずの嘉兵衛の息子・佐兵衛を頼ることにしたのだが、佐兵衛は行方知れず  続きを読む
Date: 2017-05-11 22:15 ID: 24176345

魂でもいいからそばにいて(奥野修司) [のほ本♪ から]
愛する人、かけがえのない人を突然失ったら、どんな形でもいいからその人に会いたいと願わずにはいられないだろう。多くの犠牲者が出た3.11後の霊体験をまとめた話。 突然、本当に突然、自分にとって大切な人を失ってしまったら、その喪失感はいったいどれほどのものだろう・・・。東日本大震災では、多くの人が犠牲になった。遺された人たちは、悲しみや絶望、そして後悔を抱えることになる。 そんな被災地で、数々の不思議な体験が語られ始めた。亡くなったはずの夫の姿を見た、亡くなった息子の気配を感じた、亡くなった兄か  続きを読む
Date: 2017-05-07 22:24 ID: 24174979

慈雨(柚月裕子) [のほ本♪ から]
「42年間の警察官人生は、はたして自分にとってはどうだったのか?」 警察官を定年退職した神場は、妻・香代子とともに四国お遍路の旅に出た。神場の胸に去来するのは、16年前に起こった幼女が殺害された事件だった。彼の心に深い傷を残した事件の真相とは・・・。 神場は16年前の出来事を胸に秘めながら妻と四国遍路の旅を続けていた。だが、ニュースで見たある事件をきっかけに、心がざわつくようになる。かつての部下に連絡を取りその事件のあらましを聞くうちに、彼は今回起こった事件と16年前の事件とを重ね合わせるよ  続きを読む
Date: 2017-05-01 22:36 ID: 24173121

ディセント 生贄の山(ティム・ジョンストン) [のほ本♪ から]
家族で出かけたロッキー山脈のリゾートタウン。だが、それが悲劇の始まりだった。大学進学を控えた姉のケイトリンが行方不明になり、弟のショーンが大けがを負った状態で発見された。「ケイトリンはどこへ?」必死の捜索が始まったが・・・。 トラック競技の奨学金を得て、ケイトリンは大学進学を控えていた。その彼女がリゾート先で、マウンテンバイクに乗った弟のショーンとジョギングに出かけたまま行方不明になる。そしてショーンは、後遺症が残るほどの大けがを負った・・・。 ここから、残された家族の悲劇が始まった。愛する  続きを読む
Date: 2017-04-27 20:21 ID: 24171832

「僕と先生」坂木司 [読書感想文 と ブツブツバナシ から]
「僕と先生」坂木司 怖がりな大学生、二葉は やさしいミステリーを好んだり。 家庭教師の隼人くんは、 ある意味では先生であり、 2人は、いくつかの”事件”と出会う 5編+1の連作短編集 「先生と僕」の続編 ずっと読めてなかった。。 チョコ泥棒 誰にでもやさしい店長 奪われたエントリーシート BBQで減ったり増えたり 掲示板貼ってある写真 +本屋で って感じのお話たち。 切れ味鋭く、危なっかしい隼人くん。 ちょっとした悪意への対し方なんかで、 生真面目さで彼を支える、二葉というのは、 前作と  続きを読む
Date: 2017-04-23 23:55 ID: 24170734

「アニバーサリー」窪美澄 [読書感想文 と ブツブツバナシ から]
「アニバーサリー」窪美澄 スイミングの指導員である晶子は、 大きな地震で電車が止まってしまって、 家に帰れなくなる そんな時に、ある”生徒”が気になって、 彼女の家へ向かう 引き続きの窪さん。 晶子の1章。”生徒”真菜の2章。 そして、2人の3章。 高齢の晶子が、今だに続ける指導員になるまでの、 戦時中からの物語 一人で子どもを産もうとしている、真菜の事情 そして晶子が真菜に関わっていく、産まれてから ほぼそれだけなのだけど、 細かい物事をうまく絡めながら、進んで行く感じ。 女性が  続きを読む
Date: 2017-04-23 23:17 ID: 24170731

「建築士・音無薫子の設計ノート 謎あり物件、リノベーションします。」 逢上央士 [読書感想文 と ブツブツバナシ から]
「建築士・音無薫子の設計ノート  謎あり物件、リノベーションします。」                  逢上央士 大学生の今西が、 インターンで訪れた建築事務所で関わる、 窓のない部屋 /モテないオンナと捨てられないオトコ /使われなくなった部屋/建築がつなぐもの の4編の短編集 本屋をプラプラしていて、発見。 たまには新しい方をと、手に取ってみる。 某TV番組のように、 新たに手を加えることと、住み手の生き方なんかを絡めて、、 という展開で、楽しく読める 建築的な知識も絡めてあったりもす  続きを読む
Date: 2017-04-23 22:16 ID: 24170712

遠い唇(北村薫) [のほ本♪ から]
何十年かぶりに見た学生時代の同人誌。その中にはさまっていたのは、姉のように慕っていた今は亡き先輩から届いたハガキだった。そのハガキに書かれていた暗号めいたアルファベットの文字には、先輩の想いが込められていた・・・。表題作「遠い唇」を含む7編を収録。 学生時代に受け取った時には分からなかったアルファベットの文字の暗号の意味が、何十年もたってから分かった。だが、そこに込められた先輩の想いにようやく気づいた時、先輩はもうこの世の人ではなかった。「遠い唇」は読んでいてとても切なかった。先輩はなぜ自分の  続きを読む
Date: 2017-04-19 17:11 ID: 24169202

ビブリア古書堂の事件手帖7(三上延) [のほ本♪ から]
栞子の母はなぜ姿を消していたのか?栞子と大輔の関係はいったいどうなるのか?シェイクスピアの古書をめぐる謎が解き明かされたとき、真実の扉が開かれた。シリーズ完結編。 シリーズ1〜6には、さまざまな本をめぐる謎があった。栞子と大輔は、何度か危険な目に遭いながらもそれらを解決してきた。そして、最後に残ったのは、栞子の母・智恵子にまつわる謎だった。彼女はなぜ栞子とその妹を置いて姿を消したのか?彼女の追い求めるものは何なのか?シリーズ7では、真実が明らかになる。 重要なカギを握るのは、シェイクスピアの  続きを読む
Date: 2017-04-14 21:58 ID: 24167821

三鬼(宮部みゆき) [のほ本♪ から]
やむを得ない事情があったとはいえ、家臣同士の私闘はご法度。掟を破り牢に入れられた村井清佐衛門は、異例の処分で山番士として洞ヶ森村へ発つことになった。だが、その村には恐ろしい秘密があった・・・。表題作「三鬼」を含む4編を収録。三島屋変調百物語シリーズ4。 「怖かった!!」と言っても、怪談ではない。人の心が怖かった。鬼はいる。確かにいる。だが、もともといたわけではない。鬼は、人の心が作り出すものなのだ。恨みや妬み、疑いや嫌悪、そして貧困・・・。それらは人の心を荒ませる。そして、その荒んだ心がこの世  続きを読む
Date: 2017-04-12 21:47 ID: 24167202

シンデレラ・ティース(坂木司) [のほ本♪ から]
小学校低学年の時に行った歯医者で嫌な思いをしたサキ。それ以来歯医者に行ったことはなかった。だが、母の計略に引っかかり、歯医者の受付のアルバイトをすることになってしまった。そこでサキが体験したことは・・・? 歯医者へ行くのが好きな人なんていない。まして、嫌な体験をしたのなら絶対に行きたくないと思うだろう。サキもそんな一人だった。けれど、バイトを通して歯科医院のスタッフたちと接するうちに、サキの心は変わっていく。みんな通ってくる患者のために、本当に一生懸命なのだ。治療中も、痛い思いや不快な思い  続きを読む
Date: 2017-04-02 23:27 ID: 24164372

擬宝珠のある橋(宇江佐真理) [のほ本♪ から]
やむを得ない事情で蕎麦屋をやめてしまった老人。生きる張り合いの無くなった老人のために、伊三次はひと肌脱ぐことにしたのだが・・・。表題作「擬宝珠のある橋」を含む4編を収録。髪結い伊三次シリーズ15。 最終巻。 この作品に収められている4編のうちの最後の1編「月は誰のもの」は、文庫書き下ろしとして過去に出版された話だ。シリーズ15の話は、3編しかない。作者はこの3編を書いて亡くなってしまった。この3編はどれもとても読みごたえがあった。作者は、過去のシリーズと同じように、人の情けや悲哀、そして何気な  続きを読む
Date: 2017-03-29 22:05 ID: 24163159

竈河岸(宇江佐真理) [のほ本♪ から]
不破龍之進は、父の友之進から小者を持つように言われた。小者として龍之進が真っ先に浮かんだ者は、竈河岸で駄菓子屋を営んでいる次郎衛だった。次郎衛は、かつて龍之進が捕えられなかった男だった・・・。表題作「竈河岸」を含む6編を収録。髪結い伊三次シリーズ14。 龍之進と次郎衛の因縁。それは龍之進に苦い過去を思い出させる。だが、それでも龍之進は反対する周りの者を説き伏せ、次郎衛を自分の小者にと願う。月日は流れ、人の心も変わる。いや、人の心が変わるほど月日がたったのだ。そのことをあらためて感じた。龍之進と  続きを読む
Date: 2017-03-27 21:51 ID: 24162696

「痣」伊岡瞬 [読書感想文 と ブツブツバナシ から]
「痣」伊岡瞬 刑事を辞職間近の真壁 事件とは無縁の奥多摩分署で殺人事件が発生 被害者の所持品や傷に同様する真壁。。 数日後に 同様の手口での被害者が発見される 真壁との関係性を示す明らかな遺留品に 独自に動き出すことに 図書館で借りてたものの、、期限がきて途中で返却。 その日旅先の本屋で発見し、たまらず購入 妻殺害・友人失踪。1年前の2つの事件が未消化のまま、 次々と起こる、奇妙な死体遺棄事件。。。 そして、真壁への挑発? とにかく その関連性は?とか、訳のわからなさで手が進む そして、真相  続きを読む
Date: 2017-03-26 23:37 ID: 24162468

「久遠」堂場瞬一 [読書感想文 と ブツブツバナシ から]
鳴沢に殺人の容疑がかけられる 会っていた男が殺されたのだが、身の潔白を示そうと動きだすと さらにまた次の殺人が。。。 何かの力で追い詰められていく鳴沢。。。 味方もいない中で、、 シリーズに登場した仲間たちの力を借り、対抗していく いよいよこのシリーズもラスト。 もう全部は覚えてないものの、 シリーズの登場人物たちが出てきて、 っていう、シリーズのまとめ感がなんとも楽しい! 一匹狼だった鳴沢もこれだけの仲間ができたのか〜 理屈じゃない繋がりを築けていたのだなと 数々のピンチを切り抜けて、  続きを読む
Date: 2017-03-26 21:36 ID: 24162447

「光秀の定理」垣根涼介 [読書感想文 と ブツブツバナシ から]
「光秀の定理」垣根涼介 兵法者の新九郎は、破戒僧・愚息と出会う ある日、新九郎が襲った男は、 明智十兵衛光秀と名乗った HPアリ  かなり久々の垣根さん! これの文庫を本屋でみて、手に取る 愚息が提示する”確率論”を大きな軸として、 京都で兵法者として生きていく新九郎と 明智再興を夢見る光秀の目線で進んで行く その3人の関わり方や生き方が 史実を織り交ぜながら語られていて、なんとも楽しい。 結局のところ、本能寺の変はなぜ起こったか? というところに、当然行きつくのだけど、 その答  続きを読む
Date: 2017-03-26 09:42 ID: 24162299

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